第八話 新しい出会いだモン
ガリガリとララミーの確執が深まり
ついに、人目をはばからずののしり合いまで始めた二人。
ビアンカまで女の戦いに巻き込まれそうになり、ベンはおびえて泣き出す始末。
平和だったさんちゃ村はすっかり険悪なムードになってしまいました。
渦中のロボは、一人静かに荷造りをはじめていました。
元はと言えば、自分のせいだという責任を感じたに違いありません。
そんな彼を、どうしてじゅんこポンに止めることができるでしょう(反語)
「すまねぇ」
この言葉の中に、彼の精一杯の償いの気持ちが込められていました。
ロボとの様々な思い出が胸によみがえり、ちょっと切なくなりました。
それをみすかされたかのように
「バーロー、なくんじゃねぇ!」
うん、そうだねロボ。
いつかまたさんちゃ村に戻って来てね。
さんちゃ村が、またもとの平和な村に戻ったら・・・
ロボが引っ越してしまった事実を知ったガリガリは、すぐさま荷造りを始めました。
わんわん泣き叫ぶガリガリ。
辛いのはわかるけど、あんたの責任もあるんだからね。
とは言え、ガリガリは現在この物語のヒロインだし、ここで引っ越しさせるわけにはいかないので引き止めます。
傷心のガリガリのために、うらないテレフォンの結果を教えてあげました。
「いつもの道で新しい出会いの予感」
ほらね、新しい出会いだよ!
元気を出して、次の恋を探そうよ。
現金なガリガリ。
新しい出会いときくやいなや、もう思いとどまりました。
ガリガリがいなければさんちゃ村はすぐさま平和になるのですが
最終回まではいてもらわなければ困るので仕方ありません。
立ち直りの早いガリガリ。
アイドルになるという夢を思い出し、闘志を燃やしていました。
ルックスで勝負できないので、演技力で勝負する方向らしいです。
なんにせよ頑張れ、ガリガリ!
しかし、いきなり出ばなをくじかれるガリガリ。
ぽっちゃり体型のガリガリ、体脂肪は一体どれほどのものなんでしょうか。
ピータンにビックリされてしまいました。
いくら演技で勝負するって言っても、アイドルになるにはデブだと辛いのでは?
体脂肪率がヒトケタしかないというピータン。
さすがのガリガリも、大声で言われてちょっと恥ずかしくなったようです。
あれれ?でも語尾にハートマーク?!
ガリガリ、もしかして、ピータンにからかわれてちょっと喜んでる?
いつもの道で新しい出会いってこのこと・・・?
ガリガリよ、男ならなんでもイイのか?!!